演奏会本番は、ふだんの練習と準備するものが異なります。
そのため、忘れ物が多くなりがち。
本番に集中できるよう、当日に必要なものをリスト化してみました。
演奏編
楽器
「ぜったいに忘れないだろう」と思っているものほど、忘れやすかったりします。
家を出る直前に、必ず確認するようにしましょう。
楽器の付属品も忘れずに。
楽譜
楽譜は、見せてもらう予定になっていても、持っていくようにしましょう。
お願いしていた人が楽譜を忘れる可能性がありますし、控え室で練習したいときに、あると便利です。
譜面台
公民館や福祉施設など、会場によっては、譜面台の持ち込みが必要になります。
必要かどうか、事前に確認しておきましょう。
鉛筆・ペン
鉛筆やペンは、直前のゲネプロやリハーサルで、気づいたことを書きこむ用に必要です。
大半の場合、直前のミスは本番でも同じようにしてしまいます。
それを避けるため、楽譜に注意書きをしておくと安心です。
また、直前に演奏の変更があるかもしれません。
本番は興奮状態になるので、メモしておかないと忘れてしまいます。
直前に言われたことができないと、本番後に気まずい思いをします。
団体によっては、直前の書き込みは赤ペンでするなどの決まりがあるので、確認しておくといいでしょう。
チューナー
チューナーはなくてもなんとかなりますが、
ふだん使っている人なら、あったほうが安心です。
ミュート
ミュートは、忘れる人が多いものの1つです。
曲によって要不要が変わるので、毎回必要になるわけではない、というのも忘れやすい要素です。
別の楽器ケースに入れていたり、別の場所に置いていたりすると忘れてしまうので、
必ず家を出る前に確認するようにしましょう。
もちろん、演奏会で使わない場合は、不要です。
弦楽器:予備の弦
本番や直前の練習で、弦が切れてしまうことがあります。
1セット、予備を持っていったほうがいいでしょう。
金管楽器:マウスピース
金管楽器のマウスピースは、別のケースに入れていると忘れてしまうことがあります。
家を出る前に確認するようにしましょう。
木管楽器:クリーニングペーパー・リード
木管楽器は、クリーニングペーパーと予備のリードもあったほうが安心です。
クリーニングペーパーは、タンポの水をふきとるのに使います。
ちなみに、クリーニングペーパーは、あぶらとりがみでも代用可能です。
衣装編
上下衣装・ドレス
衣装に色の指定がある場合、まちがえないように気をつけましょう。
アンダーウェア
衣装は薄い素材のものが多いので、下に着るトップスは必須といっていいでしょう。
キャミソールやタンクトップでもいいですが、ストラップなしのチューブトップがおすすめです。
衣装のデザインがきれいに見えますし、下着が見えない安心感もあります。
カーディガン
演奏会用の衣装は、薄着が多いです。
体調を崩さないように、控え室では衣装の上に羽織るものがあったほうがいいですね。
夏でも、クーラーが効きすぎていることがあるので、カーディガンがあるといいでしょう。
アクセサリー
イヤリングやピアス、ネックレスは、つけると華やかに見えます。
いつもとちがう雰囲気を演出したいのであれば、アクセサリーはあるといいですね。
ストッキング・タイツ・靴下
結婚式では、黒色のストッキングはNGと言われていますが、
オーケストラや室内楽では、黒色を指定されることがほとんどです。
カラフルなドレスを着る場合を除いて、黒色のストッキングやタイツ、靴下を選びましょう。
靴
靴も忘れやすいので、出発前に確認するようにしましょう。
身の回り編
ヘアアイロン・スタイリング剤
控え室で髪型を整えたい人は、持っていくと安心です。
化粧品・リップ
本番前にメイクを整えたい人は、化粧品を持っていくといいでしょう。
また、ホールは乾燥しやすいので、リップがあるといいですね。
ハンカチ
お手洗いに行ったとき用にあると安心です。
財布
何か忘れ物があった場合、近くに買いに行けるので、財布は持っていったほうがいいですね。
目薬
ホールは、大変乾燥しやすいです。
特にコンタクトをつけている人は、目が乾燥すると、視界がぼやけたり、コンタクトが取れてしまったりすることも。
コンタクト着用時に使える目薬があると便利です。
ごはん・飲み物・歯ブラシ
ゲネプロが当日にあり、演奏会に半日以上を費やす場合、
ごはんの持参が必要です。
緊張するとのどがかわくので、飲み物もあるといいですね。
ごはんを食べたあと、本番までに歯をきれいにしておきたい人もいると思うので、歯ブラシも持っていくといいでしょう。
演奏終わり編
プレゼント
部活やサークル、一般の団体で活動していると、演奏会が終わったあとに仲間うちでプレゼントを渡し合うことがあります。
準備していたのに、持っていくのを忘れたということがないようにしたいですね。
カメラ・スマホ
演奏会が終わったあと、特定のメンバーで写真を撮ることがあります。
いい写真を残したいのであれば、カメラを持っていくといいかもしれません。
その他
かばん
すべてが入るかばんがあると便利です。
当日までに準備しておくといいでしょう。
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以上、演奏会やコンサートの持ち物リストを紹介しました。
わたしは、忘れたことがあるものばかりなので、
この記事を読んでくれたかたが、わたしのように苦い思いをしなくてすむと嬉しいです。
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