あらゆる健康に関わるものに運動が大切とされますよね。
例えば、
スタイルを理想に近づけるとか、
メンタルを良好に保つとか、
疲れにくい体にするとか、
思考できる体力を増やすとか、
肌の調子を整えるとか。
すべて運動することで改善できます。
けれども、私は自分の体を動かすこと全般が本当に苦手で、
ずっと「運動」という項目を見て見ぬふりして生きてきました。
だから運動の恩恵を体感したことはないし、
運動が大切だと言っている人がいてもピンとくることはなく、
自分の生活に取り入れようと思ったことはなかったのです。
運動をしてこなかった人には、似たような感覚の人も多いのではないでしょうか。
そもそも運動することで、体が疲れにくくなると知ったのは社会人になってからです。
「仕事で毎日疲れるようになったから、運動して体力をつけようと思う」と言っている人がいて、驚いたことがありました。そんなことをしたら、余計に疲れるのではないかと思ったから。
でも、疲れた様子から会うたびに若々しい表情になっていくのを間近で見て、運動にはそんな力もあるんだ!と初めて気づいたのです。
それまで運動は、スポーツの成績をよくするためか、ダイエットのためにするものでしかないと思っていて、
自分の生活の質を上げるものであったり、好きなことをできる時間を増やしてくれるものであったりするという認識がありませんでした。
でももっと人生の質をよくしたいと思ったときに
今のやり方だけでは限界を感じ始めたので、
運動の力を信じてみようと思い、ようやく私も運動や筋トレを始めてみています。
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運動になかなか取り組めない理由の1つに
「運動や筋トレをするための時間を作らなければならない」ことがあると思います。
やりたいことが多い人は、その時間を削ってまで運動の時間を作りたくないと思うのではないでしょうか。
しかし、そんな人に朗報です。
体力がつくと時間の質が上がり、逆に1日でできることが増えます。
忙しい人ほど、取り入れる価値があるのです。
例えば、文章を書くこと。
一見、文章作りと運動はかけ離れているように思えます。
しかし、文章作りには体力がいるんです。何時間も文章を書くことに時間を費やしたことがある人ならわかると思います。
体力がないと、「もう少し深掘りして考えたい」とか「もう少し調べて中身の濃いものに仕上げたい」と思っても途中で体力が尽きてしまい、半端なものしか完成しません。
疲れを感じにくい体であれば、頭を速く回転させられる時間も増えます。体力があれば、納得のいくものを短時間で仕上げることができるということです。
仕事をしながら資格の取得を目指す人も、体力は必須ですよね。
疲れきった体では、勉強すべき内容が頭に入ってきません。
体力をつけることと頭が良くなることは逆のことと思われがちですが、実は相関があるのです。
時間がないときほど、運動と筋トレの時間を作ることで、私たちの時間は増えていきます。
好きなことをするために体力をつけ、
「筋肉は裏切らない」と自分の体験ベースで言ってみたいものですね。
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